で、いきなりの海外。
いきなりのスペイン。
いきなりのセビージャ😂
スペイン語は、ある程度日本で教室に通いましたが、
アンダルシア訛りは全く歯が立たず・・・
セビージャのフラメンコスタジオにかけもちで通い、
途中ヘレスのフェスティバルに2週間行って、またセビージャに戻りましたが
この時のヘレスが良すぎて、
翌年からは、ヘレス一本に絞りました。
ヘレス在住のメルセデス・ルイスの踊りが好きだったので、
彼女のスタジオに通って、定期クラスと個人レッスンを受けながら
ヘレスのブレリアも習いに行ったりして過ごしてました。
夜は生ハムをつまみに日本では高価なビノ・デ・ヘレスを煽り、
元々田舎好きだったこともあって
ヘレスはたまの好みにめちゃくちゃ合っていました✨
最初は心を開いてくれない感じのヘレサーノ達も、
何度もしつこく接するうちに仲良くなり、
よく奢ってもらったなあ・・・
(ヘレスはセビージャに比べればダントツ田舎なので、
田舎の人って、なかなか懐を開いてくれないんですが、
一度開くと今度は鬱陶しいくらいウエルカムなんですね😅)
で、10年くらい毎年、日本にいる時は休みなく仕事を詰め込んで、2ヶ月くらい一気に休みを取ってヘレス(時々セビージャ)に通いましたが、
最初のうちは、
振り付けを覚えるという概念はなかったんです。
スペインに行ってから、
「あ、振り付けって覚えなきゃいけないものなんだ〜」
って、ようやく気がつきました😂
そこからは、クラス終わってからすぐスタジオ借りて自主練したり、
スタジオが借りられない時は
公園や家で習った振り付けをなんとか忘れないように体に入れる作業をやって、
翌日クラスに行ったら、前日までの振り付けをちゃんと覚えていたのはたまだけだったりして
先生にめちゃくちゃ褒められたりして、
嬉しくなってまた頑張る、という単純な性格でした😂
今にして思えば、
ここで「振り付けを頭で覚えて身体に入れる」という訓練を
必死にしていたわけで、
まずこれがたまにはとっても良い訓練、だったんですね。
そう、訓練すれば
振り付けは覚えるスピードが上がります❣️
当時は今みたいに動画をすぐ撮れるわけではなかったので、
頼れるのは録音のみ・・・
必死にレコーダーを聞いて、
パソを思い出す作業をしていると
段々、覚えていられる時間と量が増えてくるんです✨
今は、すぐに録画できてしまえたりするので
それに頼りすぎちゃってることが多いように思えますが、
自分の頭に振りを入れて、まず頭で理解するということは
すっごく大事な作業の一つ、です❣️
繰り返していれば、段々
パソを取るスピードが上がってきますし、
先生の踊っている時のニュアンスなども
頭にインプットすることができます✨
自分の頭を甘やかさないこと、
これ、すっごく大事ですので
ぜひ実践してみてくださいね❣️
動画を撮ることは、
万が一振り付けを忘れてしまった時の
「保険」くらいに考えておきましょう❣️
<続く>